遊休資産を再活用したエリアブランディング・リノベーションまちづくり

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| 原大祐(はらだいすけ)

株式会社Co.Lab 代表取締役 NPO法人西湘をあそぶ会 代表理事 有限会社湘南定置水産加工 代表取締役 大磯港賑わい交流施設「OISO CONNECT」指定管理者 関内イノベーションイニシアティブ社外取締役

ベーカリー三三、茶屋町カフェ、うみちかキッチン、あおばと食堂、丼あおばと、あおばとマルシェ 店主

| <略歴> 2003年 団地再生産業協議会 設立 2006年 株式会社Co.Lab 設立/代表取締役就任 2008年 NPO法人西湘をあそぶ会 設立/理事長就任 2012年 有限会社湘南定置水産加工 設立/代表取締役就任 2014年 関内イノベーションイニシアティブ社外取締役就任 2015年 神奈川県住宅供給公社 団地共生プロデューサー就任 2025年 総務省地域力創造アドバイザー

2026年 神奈川県住宅供給公社 団地共生アドバイザー就任

遊休資産を再活用したエリアブランディング・リノベーションまちづくり

| <取り組みの内容>

2009年より荒廃農地を再生し交流人口創出と地域暮らしの魅力発信のための事業「大磯農園」を実施。会員制のコミュニティ農園として以降毎年100人以上の会員とともに週末田舎暮らしを実践。自分たちのお米だけで日本酒を作る「僕らの酒」、荒廃したみかん山を再生し「こたつみかんエール」などの商品をプロデュースし販売している。  2010年に漁協直営の食堂「めしや大磯港」をプロデュース。  同年 大磯港の未利用時間を活用し港をチャレンジの場に(地域の商業の担い手育成)と街全体を市に(街全体を回遊する仕組みづくり)として大磯市(いち)を立ち上げる。毎月第三日曜日に開催。2012年より大磯市同日のマチナカイベントとして「大磯 うつわの日」の立ち上げ(10月のみ)。その他連携イベントとして「大磯ブックマルシェ」が立ち上がってくるなど、県下最大級の朝市として現在まで至っている。  2015年より大磯市の参加者に積極的に空き家空き店舗の利活用を進め始める。自身でも隣接する2軒の空き家を再生しカフェ・立ち飲み・出版・本屋・雑貨が混在する「茶屋町カフェ・つきやまarts&books」の運営を始める。またカフェでは積極的に地産食材を取り入れ、利用価値の低い小鯖などを使った大磯早寿司などの商品開発に取り組んでいる。  2021年日本郵政と郵便局の空き倉庫の利活用の検討をはじめ、認可保育園併設コワーキングスペース「Post-CoWork」の運営を行なっている。認可保育園は森の幼稚園を標榜し、大磯の海と山をフィールドに教育をしており給食は地産オーガニック食材で提供している。  2023年神奈川県住宅供給公社 二宮団地の商店街内にフリーペーパー「海の近く」を一緒にシェアキッチンうみちかキッチンをオープン。共同運営にあたる。  2024年関内イノベーションイニシアティブの神奈川県住宅供給公社本社ビルへの移転プロジェクトにおいて、公社ビル1階の遊休区画を活用したベーカリー「三三」をプロデュース。ビル利用者の利便性向上に加え、地域住民も日常的に利用できる開かれた店舗とすることで、ビルとまちをつなぐ新たな交流拠点を創出。遊休資産を地域資源へと転換し、エリアの価値向上と賑わいづくりに取り組む。

2026年より大磯港賑わい交流施設「OISO CONNECT(大磯コネクト)」の指定管理者として施設運営を開始。港を地域資源が集積するプラットフォームと位置づけ、飲食・物販・交流・観光を一体的にプロデュースしている。相模湾の魚介類や地域農産物を活用したローカルガストロノミーを施設コンセプトに掲げ、生産者・漁業者・料理人・クリエイター・観光事業者が連携する仕組みづくりを推進。食を通じて地域の自然・文化・歴史を体験できる場を創出し、地域経済の循環とブランド価値の向上を目指している。

夏の大磯市の様子

夏の大磯市の様子

週末田舎暮らしを楽しむ農園メンバーたち

週末田舎暮らしを楽しむ農園メンバーたち

|  団地再生のプロデューサーとして  2015年より神奈川県住宅供給公社の団地共生プロデューサーとして団地再生に着手。 小学校の廃校危機を回避すべく空室率4割の団地再生に取り組む。クリエイティブクラスの人材を団地に誘致し空室率は1割未満まで回復。空き商店街にもシェアキッチンなどを運営し商店街も空きが全てなくなり、30代の移住が続いている。  また相武台団地商店街の空き店舗と中央広場を利活用するグリーンラウンジプロジェクトを推進。銀行跡地を利活用したデイケア施設「ユソーレ相武台」をプロデュース。高齢者だけでなく多くの子育て世代の集まる場となり空き商店街も解消している。

高齢化率49%の竹山団地では空き部屋を神奈川大学サッカー部の寮として活用。60名の大学生が地域活動の担い手となっており、消防団や清掃活動、スマホ教室など活躍している。第13回地域再生大賞を受賞。

子供達を見ながらユソーレ前のデッキでくつろぐ人たち

子供達を見ながらユソーレ前のデッキでくつろぐ人たち

竹山団地住民の皆さんと神大サッカー部員

竹山団地住民の皆さんと神大サッカー部員

<実績>  点だった活動が面的に広がり、空き家空き店舗の利活用、関係人口の創出、移住定住の促進、地域の新商品の開発、人材育成、多世代コミュニティの創出・醸成、地域ブランディング等々、様々な側面で効果が出ている。

<工夫した点>  あそびがないと人が集まらないし継続しないと考えているため、課題は面白そうなこと、ワクワクすることを入り口としている。ローカルコミュニティの中にいかにしてテーマコミュニティを作りそのテーマコミュニティをエンジンに事業を推進するかが継続に課題の多いローカルエリアではとても重要なことであると考えている。

<ひとことPR>  人材が不足がち、リターンが少ないため投資も少額にならざるをえないローカルにおいて、地域課題を解決しながらも事業を成り立たせるかはとても難しいことと思います。様々な事業を通していかにして最小限で最大の効果を生む一手を打つかを模索する連続でしたのでその辺のノウハウを提供できればと考えております。

<関連ホームページ>

大磯市 https://www.oisoichi.info/
大磯農園 https://select-type.com/s/?s=ISTQ1TZKHf8
Post-CoWork https://post-cowork.amebaownd.com/
二宮団地 https://www.nino-satoyama.com/
グリーンラウンジプロジェクト https://www.instagram.com/glp_soubudai/
大磯コネクト https://www.oisoconnect.com/
ベーカリー三三 https://x.gd/uYVnM

<連絡先>

メールアドレス [email protected]